【体験談】裁判員制度の裁判員に選ばれた!選任されてから当日までの流れまとめ




裁判員制度がはじまっていることは知っていましたが、まさか自分が選ばれるとは思わず。
とても貴重な経験をしたので、まとめておきます。

 

裁判員制度とは

裁判員制度(さいばんいんせいど)とは、特定の刑事裁判において、有権者(市民)から事件ごとに選ばれた裁判員が裁判官とともに審理に参加する日本の司法・裁判制度をいう。
ーウィキペディア参照

日本では、平成16年に「裁判員の参加する刑事裁判に関する法律」が成立。
平成21年から裁判員制度が始まりました。

海外ではアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ等が裁判員制度を導入しています。
「十二人の怒れる男」という裁判員裁判の映画は有名ですよね。

面白いのでおすすめです。

裁判員制度は、「国民の司法参加により市民が持つ日常感覚や常識といったものを裁判に反映すること」と「司法に対する国民の理解の増進とその信頼の向上を図ること」を目的に行われています。

裁判員制度が適用される事件は、「刑事裁判」の中でも「一定の重大な犯罪についての裁判」

具体的には「死刑又は無期の懲役・禁錮に当たる罪に関する事件」
例えば「殺人罪、傷害致死罪、強盗致死傷罪、現住建造物等放火罪、身代金目的誘拐罪」など恐ろしい事件です。

実際に裁判員に選ばれると、法定に裁判官とともに出て、証拠調べなどを行い、「有罪か無罪か」の判断と「有罪の場合の量刑(懲役〇年など)」の判断を行います

裁判員制度の裁判は、裁判官3名と国民の中から選ばれた裁判員6名(+補助裁判員数名)で行われます。

 

裁判員制度で裁判員に選ばれるまで

裁判員制度では対象事件ごとに、「裁判員候補者名簿」という名簿の中から、裁判員候補者を「くじ」で選定します。
今はパソコンが無作為に選出しているようです!

裁判員制度の裁判員の候補者は「衆議院議員の選挙権を持っている国民」なので18歳以上の人は全員対象者。

実際に「裁判員候補者名簿」に記載されるのは、毎年約29万人。全国平均で352人に1人の確率。
実際に裁判員になる確率は、全国平均で約5,000人に1人と言われています。

裁判員に実際に選ばれるのは、宝くじで10万円当たるのと同じ確率らしい!

通知が送られてくる(1)

「裁判員候補者名簿」にのるメンバーに選定されると、裁判所から通知が来ます。
翌年の候補者に10月~12月ぐらいに通知がくるようです。

この通知が来ても、実際に裁判員として法定に出向くわけではありません。
もしかしたら裁判員の候補になるかもしれませんよ、という通知です。

 

通知が送られてくる(2)

「裁判員候補者名簿」に名前がのったメンバーに順次、2通目の書類が送られてきます。
2通目にくる通知書類は、具体的に「〇月〇日~に行われる裁判の裁判員候補者に選ばれました」という内容の通知です。

ただし、裁判員の候補者に選ばれただけなので、この通知が来た段階ではまだ裁判に参加することが決定したわけではありません

この書類に記されている日時に裁判所に行き、そこでさらに抽選をして最終的に裁判員が決定します。

2通目の通知の際は「質問票」という紙が入っており、いくつかの質問に回答して、期日までに返送することになっています。
この質問で、裁判員にやむを得ない理由で参加できない人は対象から外れることができます

例えば、入院中の方や認知症の方、自営業をしていて仕事を休むことがどうしてもできない方などは、理由を記入することで正式に辞退をすることができます。

なお、基本的には裁判員制度の候補者に選ばれた場合は、正当な理由がない限り辞退をすることはできません
法律でそう定められています(具体的に10万円以下の罰金などの処罰対象となります)。

ただ、実際に対応している人は50%ぐらいといわれています。
無断で辞退する方も多くいるようですが、今のところ処罰を課せられた人はいないとのこと。

抽選にいく

2通目の通知で記されていた日時に裁判所にいくと、ここで始めてどのような事件の裁判を行うのかを知ることができます。
私の時に参加していたのは、30名ほどでした。

そして、この時に再度この前とは内容のちがう質問票が配られて、確実に裁判が実施される日に参加できるかどうかを確認されます。

すべての対応が終了した後は、別室でパソコンをつかい抽選
実際に裁判員6名(補助裁判員がいる場合は補助裁判員数名)が選ばれます

私はこの時に無事選ばれ、裁判員として法廷にたつこととなりました。

裁判・討議

裁判が行われる日数は事件によって異なります
長い裁判だと100日以上に及ぶものもあり、さすがに会社員は参加が難しいと思います。

時間としては9時30分~16時00分ぐらいまでの時間。
はやく終わることもありますが、少し伸びて17時00分ぐらいまでかかることもあります。

ちなみに裁判員として参加する際に、会社を休むことになる方も多いと思います。
休みがどのような種類になるのかまでは、法律では決まっていませんので、会社によって異なります。

有給消化のところもあれば、特別休暇としている会社もあります。
中にはシフト制で休みをずらして、参加している方もいらっしゃいました。

会社が欠勤控除扱いになったとしても、裁判所から日当と交通費は支払われますのでご安心を。
ただ、裁判員に選ばれるのが会社で初めてという場合もまだまだあると思いますので、しっかりと確認することをおすすめします。

裁判が行われている間は、裁判官と一緒に法廷にたち、証拠調べなどを数日行った後に、討議室という会議室で裁判官と裁判員で今回の被告人に課すべき刑を決めていきます。

はじめてあった人たちと、かなりシリアスな内容について、本気で議論するという機会はあまりありませんので、別世界のような感じです。

裁判員を経験して思ったこと

事件が起きているので、こんなことをいうのは気が引けますが、本当に参加してよかったと思っています。
とても良い経験になりました。

裁判官という特殊な仕事に触れる良い機会になったし、「第三者視点で判断すること」「事実のみで判断すること」の重要性を感じました。

感情を押し殺すのではなく、感情をうまくコントロールできないと、しっかりと結論を出すことはできないから。
自分がどんな感情に引っ張られているのかに敏感になる必要がある。

それから、表面的な事実だけを元に感じた印象は、詳細をしっかりと把握していくと全く違った顔を見せることを実感しました。

想像だけで判断せずに、真実に近いところで生きていきたい。
行動することの重要性を改めて実感。

この経験が、今後の人生をいきていく上で、大きなターニングポイントになりそうです。

 

 

判決の最終日に、裁判所のマークのバッチと判決文をもらいました。
大事にします。
(バッチではなく、ボールペンとかの方が正直嬉しかったです。)

 

*まとめ*
経験をいいものにするかは、自分の考え方次第。

 

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